岡ちゃんについて
お久しぶりです。
とりとりチャンヌゥの佐藤(飼い主)です。
岡ちゃん峰ちゃんの第二の飼い主である皆様に、ご報告させて頂きたいとことがございます。
まず、動画投稿の時間を割くことができず申し訳ございません。転職して環境が変わったことが一因です。
そして、9月より岡ちゃんが体調不良を繰り返しております。
9月の初頭、岡ちゃんの体調が優れなくなりました。
症状としては、絶食してしまいフンが一切出ない状態。元気もなく羽を膨らませてじっとしていました。
インコは丸一日何も食べないと死んでしまう、そう理解していたので会社を休みすぐにバードクリニックへと連れて行きました。
病名は腹膜炎。
絶食便という緑色の液体が出てしまっている予断を許さない状態でした。
点滴を打ち、強制給餌をして頂き、一命は取り留めたものの…これから餌を食べられない状態が続くと命を落としてしまう、そう先生は仰いました。
毎日給餌も点滴も打てて治療に積極的な“入院“、岡ちゃんにストレスの無い状況で出来る限りのことをする“在宅看護”。
どちらにしますか? との先生の問いかけにとても悩みました。
しかし、もし入院中に病状が悪化したら…万が一のことがあってすぐに会えなかったら…という懸念から“在宅看護”を選択しました。
飼い主として、岡ちゃんの気持ちを考えた時…とても悩みましたが、そばで支えたいと強く思いました。
環境作りとして、保温やケージのレイアウトを変更し、撒き餌をしました。夜も食べたい時にエサが食べられるようにライトを設置し、飼い主なりの工夫をしました。
幸いなことに……とても理解のある職場だったため、昼休みは一時帰宅して岡ちゃんに投薬をしました。
そんな生活が一週間ほど続き、岡ちゃんは9月半ばにはすっかり元気になりました。
先生に指示を仰いだところ、通常の生活に戻って良いとのことで、元気に遊んだり走り回ったりしていました。
しかし、先日……またしても絶食とフンが出ない状態。今回は激しく嘔吐もしており、口からは腐敗臭がしていました。
半日前までは元気に遊び回っており、急に体調を崩した様子でした。
すぐに同じバードクリニックに罹り、先生はかなり切迫した状況だと仰りました。岡ちゃんには半日だけ入院してもらい、レントゲンやそのう検査、バリウム検査などではっきりとした原因を探って頂きました。
そこで判明したのが、胃の異物です。
胃に異物がありエサが流れない状態のようでフンが出ず、さらにそのうに溜まったエサが腐ってしまい、そのうにも細菌が発生しているとのことでした。
異物を無くすには開腹手術しかない、そう仰ったあとに先生は手術のリスクを説明して下さいました。
セキセイインコの小さな身体に麻酔を打つことは高い死亡のリスクを伴っており、麻酔を打ったまま目を覚さないインコも多いそうです。
上手くいけば回復はするけれど、万が一のことを考えると一概にはオススメ出来ないとの説明を受け、私もとても悩みました。
もし手術が原因で亡くなってしまったら、その選択を一生悔やむと考えました。
正直、結果論にはなると思います。逆もまた然りで、手術をせずに亡くなってしまっても悔やむと思います。
しかし老齢ということもあり、いつもと変わらない、穏やかな生活を送って欲しいという思いから、投薬治療、在宅看護をする決意をしました。
大好きな鏡の前で昼寝をして、のんびりとゆっくりゆっくり過ごして欲しいです。
エサが流れない状態なので、すり潰しのエサを作って与えることになりました。ほんの少しですが、食べてくれています。
そして投薬です。お薬が苦いのでなかなか飲んでくれません。大好きな小松菜にお薬を付けると、水滴を舐めてくれるので……昼休みには一旦帰宅し、1日何回か小松菜に付けて飲ませることにしました。
絶食状態になった時にすぐに病院で点滴や給餌をして頂けるようなサポート体制も作りました。
エサの量を把握して、食べてないようなら仕事帰りに病院へ連れていきます。
1ミリくらいの小石のような異物を飲み込んでしまった、とのことだったので……正直罪悪感で押しつぶされてしまいそうな気持ちでした。
しかしどんなに気を付けていても食べてしまうケースがあるようで、自分を責めすぎないようにと言われて少しだけ落ち着きました。
今は岡ちゃんの変化を汲み取り、飼い主としてできる限りのケアをしたいと強く思っております。
辛そうな岡ちゃんを見ているだけでも胸が締め付けられるので…動画や写真は一切撮っておらず、命に関わる病気のことをYouTubeに投稿する意思は全くありません。
なので日頃から応援して下さっている皆様に、文章という形でご報告させて頂きました。
元気になった際には、岡ちゃんの姿を“第二の飼い主”の皆様に共有出来ればと思います。
応援して頂けると嬉しいです。
峰ちゃんは最近「おちゃ、おちゃ……」と岡ちゃんのケージに向かって話しかけています。心配そうにしています……。
みんなで岡ちゃんを応援して、また遊ぼうね。
佐藤